キャリアに行き詰まり感を感じているあなたへ「和ごとでキャリア・リフレクション」のすすめ

定期的に自分のキャリアを見つめなおす

最近ちょっと、キャリアに行き詰まり感を感じる。
日々、目の前の業務に忙殺されて、なかなか落ち着いて自分のこの先のことを考える余裕がない。

そんなあなたにお勧めしたいのが、キャリア・リフレクション。
リフレクションとは、日本語で「内省」の意。

キャリア・リフレクションとは、日々の業務や現場からいったん離れて、自分のキャリアについてじっくり振り返り、見つめなおし、今後のキャリアプランに思いをはせることを指します。

旧来のように、盲目的に頑張れば安定したキャリア・パスが期待できた時代と違い、現代は会社や職種がどんどん変化する時代。

定期的にキャリア・リフレクションを行う重要性はどんどん高まっているといえます。

キャリア・リフレクションの方法とポイント

では、キャリア・リフレクションはどのように行うのがよいのでしょうか。
社内で実施されるキャリアプラン研修への参加や、キャリアカウンセラーに相談する、などの方式が代表的と言えるでしょう。

専門的に開発されたワークや専門家によるカウンセリングで、効果的にキャリア・リフレクションが可能です。
あるいは、長期休暇を取る、というのも1つの方法です。

日常業務から物理的にも精神的にも離れて、素の自分と向き合う時間を作ることで、自然と「そもそも自分は今の仕事に向いているのか」「そもそも自分は何がしたいのか」に向き合うことができるからです。

「日常業務・仕事に目が向き、自分に目が向いていない状態」から、いかに「自分のこと(あるいは自分の人生のこと)にフォーカスを当てた状態」にするかが、キャリア・リフレクションのポイントです。

和の伝統文化に触れることで起きるキャリア・リフレクション

でも、

・社内でキャリアプラン研修の機会がない。
・キャリアカウンセラーに相談するのは抵抗がある。
・長期休暇を取っている暇はない!

実際には、そんな方も多いかもしれません。
そんなあなたにお勧めなのが、「和の伝統文化に触れてキャリア・リフレクションする」という手法です。

例えば、茶道や書道。

和室で、ゆったりとした静かな時間を過ごす。
無心に、ただ字を書く。

そんな時間を過ごすことで、忙しい日常から離れ、自分を取り戻したような感覚を得ることができます。

あるいは、和装にチャレンジする。
母から譲り受けた着物に袖を通す。

それが自分の、日本人としてのアイデンティティを考えるきっかけになったり、あるいはご先祖様について・ルーツについて、考えるきっかけになったりする。

実家にいた、幼少の頃を思い出す。
会社から期待されている役割を取り払った、本来の自分の個性を確認する。

そんなきっかけが得られます。

実は、この記事を掲載しているメディア「和の大学」は、和ごと専門のカルチャースクールの顔も持っていますが、筆者が元々このスクールを設立しようとおもったきっかけも、忙しい社会人向けに、和のエッセンスで「生き方」を見つめなおす支援がしたい、ということがきっかけでした。

筆者が最もキャリア・リフレクション効果を感じたプログラム

ではここで、筆者が実際に体験し、最もキャリア・リフレクション効果を感じたプログラムをご紹介しましょう。

なごみ庵というお寺の住職、浦上さんによるプログラムで、その名も「死の体験旅行」といいいます。
その名の通り、死を疑似体験するもので、まず最初に、自分にとって大切なものを20個、付箋に書きます。
その後、自分が病にかかり、病気が進行し、やがていのちを終えていく物語を、浦上さんが読み上げていきます。

病気が進行する都度、死に向かって、自分が大切にしている20個のものを、1つずつ、捨てていかねばなりません。
浦上さんから、ゆっくり、1つ、また1つといずれかの付箋を選び、捨てるように促されます。
そのたびに決断に迫られます。
そして最後に1つ残ります。

さらに。

その1つさえも捨て、死へと旅立ちます。
この時、大きな気づきが2つあります。
1つには、自分にとって本当に大切なものは何か、ということ。
(それが決して仕事ではないということ)

そしてもう1つには、その大切なものにさえも、最後にはお別れをしなければならないということ。

私は、この2つの圧倒的な気づきの前に、ただただ涙しました。
そして、なんだか人生における優先順位が変わったような感覚を得たのです。

その後、浦上さんによる法話があり、なんだか大きな「日本人としてのコミュニティ」に包まれているような安心感も生まれました。

書きながら、言葉では言い尽くせないものがあると改めて感じましたが、お読みいただいた皆様は何かお感じ頂けましたでしょうか。

なんだかおもしろそう、と思ったあなたは、以下のホームページで、最新の開催情報がチェックできますので、よろしければ一度体験してみてください。

なごみ庵

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