華道をしているビジネスパーソンはどれくらいの割合?

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華道を行っているビジネスパーソン、イメージありますでしょうか。

女性のたしなみというイメージが強かった生け花を学ぶ男性が増えている声もあり、また、大手の経営者が「精神性」を磨くために華道を行っているという話も聞きます。

身近には感じにくい華道、本当にビジネスパーソンは行っているのでしょうか。周りで華道をしている人はいますか。

そもそも、華道の確立は室町時代中期、京都六角堂の僧侶によるものとされており、その日本発祥の芸術ではありますが、現代では国際的に拡がってきているとも言われています。

2020年に東京オリンピックがある中で、インバウンドビジネスも盛んになる中、「日本を知ろう」という風潮は強くなっていると思います。一方で、何から始めたら良いかわからず、できていない人がいるのも実情。そのような中、ビジネスパーソンに800名に対して、華道の経験度合を聞いてみました。(2017年7月:株式会社シェイク&和の大学株式会社での共同調査)

 

華道を今までに経験したことがある人は〇%

社会人として働いている人のみに

「社会に出てから、華道について体験したことがありますか。」を聞いたところ、

「体験したことがある」は全体で16.5%。

茶道の経験者が、約3割だったことを考えると少ない結果。

詳細を見てみると、

男性/20-29才(100名):4.9%
男性/30-39才(100名):4.9%
男性/40-49才(100名):5.8%
男性/50-59才(100名):5.8%
女性/20-29才(100名):13.6%
女性/30-39才(100名):14.6%
女性/40-49才(100名):27.2%
女性/50-59才(100名):55.3%

男性の4%~6%程度と少なく、茶道の男性経験者が17.5%と比べても少ない結果です。

女性を見ると、茶道の女性経験者が40.8%と比べて、華道経験者は27.7%となっており、男性よりは経験者が多いとは言え、茶道よりは身近なものになっていない傾向を感じます。
一方で、50代の女性に関しては55.3%と多く、年代の影響も大きいと感じます。

華道をこれからやりたいと思っている人は〇%

同じく社会人として働いている人のみに

「自分を高めたり、経験を増やすにあたり、華道を体験したいですか」と聞いたところ、「今後、興味がある(現在やっている)」が29.0%。

茶道が40.8%であることを考えると、こちらも少し少ない結果。

詳細を見てみると、

男性/20-29才(100名):18.4% ⇔茶道は:33.0%
男性/30-39才(100名):15.5% ⇔茶道は:35.0%
男性/40-49才(100名):12.6% ⇔茶道は:23.3%
男性/50-59才(100名): 7.8% ⇔茶道は:16.5%
女性/20-29才(100名):43.7% ⇔茶道は:61.2%
女性/30-39才(100名):42.7% ⇔茶道は:52.4%
女性/40-49才(100名):38.8% ⇔茶道は:52.4%
女性/50-59才(100名):52.4% ⇔茶道は:52.4

茶道と同様に、20代、30代の方々の意欲の高さを感じます。数値を見ても、女性は4割以上、男性も15%以上の人が、興味があるということは、現在の経験度合と比較しても高いと感じます。

華道はビジネスパーソンにとってどのような意味があるのか

そもそも、「〇道」の「道」とは、「その道を通じて自分自身の内面を高め人間的に成長していく」というニュアンスがあるものだと思います。したがって、人間力はビジネスにおいて必要だから、というのはわかるのですが、それでは、茶道や書道、合気道とは違うビジネスに活かせるポイントは何なのでしょうか。

華道には直感力、判断力、俯瞰する力、決断力、創造性、といったビジネスに通ずる側面が数多くあるといわれています。

特に、経営やマネジメントは、人まねができないものであり、組織や現場を自分でしっかりと捉え、その状況に合わせて最適化する力が問われます。華道が持つ、一本一本の花の状況を捉え、全体のバランスを取りながら調和をはかる力が、経営やマネジメントにおける最適化する力と近いのではないでしょうか。

マネジメントで悩んでいる方、
多くの矛盾の中で、バランスをとり調和をはかることが求められる方、
一度、華道を体感してみるのはいかがでしょうか。

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